(2018年2月18日 11:31)
こんにちは。
日本児童教育専門学校 鈴木です。
今回のブログも前回に引き続き、
実習日誌で一番はじめに書く”〇〇”って?
についてとなります。
前回のお話しでは、
「実習日誌で最初に書く内容が挨拶であり、現場おいて
日々の挨拶は非常に重要です。」
とお伝えしました。
そのうえで今回は、
・挨拶がどうして大切なのか
・そもそも挨拶はどのように始まったのか
についてお話しを進めていきます^^
まず初めに”おはよう”についてですが、語源としては
諸説あります。
その中の一つとして、昔は朝も暗いうちから農作業を
していた農民同士が相手を確認するために、
「お前もお日様より早く起きて仕事をしているんだね。」
=おはよう
と言っていたことが語源だという説があります。
加えて”こんにちは”については、読んで字のごとく、
”今日は(きょうは)”の音読みで、そもそもはその後に
まだ言葉が続いていました。
例えば、
「こんにちは、ご機嫌いかがですか?」
「こんにちは、とても寒いですね」
「こんにちは、お元気ですか」
といったように、相手のことをおもんぱかるような言葉が
添えられていました。
最後は”さようなら”ですが、この語源は”左様ならば”から
きていると伝えられています。
”左様ならば”という言葉は物事を”肯定”する意味で使われて
いた言葉で、例えば現代の保育園での先生と子どもたちの
やり取りで置き換えてみると、
「先生、さようなら!」
=「先生、今日の保育園の遊びは楽しかったよ!」
「〇〇くん、さようなら」
=「そうですね、明日もまってるよ」
といった感じになります。
このように「おはよう」「こんにちは」「さようなら」は
日々の生活の中で多く使われる言葉で、人同士が互いに
コミュニケーションをとる上でも大切な行為です。
もともと”挨拶”という言葉は、
「挨(押す)拶(迫る)
→「押し合う」
という言葉をあらわしており、
「心を開いて接する」
という意味になります。
現場では、
「自分の気持ちを開いて、相手の気持ちを受け入れる」
ことのできる保育者を強く求めており、それができて
いるかどうかがすぐわかる”挨拶”がとても重要だと
考えられています。
そのため、実習日誌に書く最初の内容も”挨拶”になると
いうわけです。
ここまで3回に渡ってお伝えしてきた
実習日誌で一番はじめに書く”〇〇”って?
の〇〇に当てはまる”挨拶”。
私たちが普段なにげなくしているしている行為ですが、
保育の現場ではこんなに重要だと考えられているんですね。
~おわり~
私たちの学校では、実習関連の授業に加え、
保育現場で役立つ学び
を授業に積極的に取り入れています。
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体感してください^^
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