本校でいう保育版デュアル教育は
学校と保育現場が一緒に学生を育てるプログラムになります。
学生はこのデュアル教育を通して、学校での授業だけではなく
実際の保育現場での活動(保育体験)に行き学校で学んだ事を実践したり現場でしかわからない新しい発見など経験していきます。
また学校と保育現場でも学生の情報共有を密に行い、
一人一人の学生を育てていこうという取り組みを行っています。
保育士の資格を取るために必ず必要な実習というものがあります。
ただ保育現場での実習となるといろんな不安が出てきます。
そこで、実習前に保育現場や児童福祉施設での保育体験を行う事によって、まずは保育現場に慣れることができます。
また、実際の実習の際には、保育体験の経験が生かされますので実習がとてもイメージしやすく今まで不安と思ったことが解消された状態で実習に望むことが出来ます。
皆さん子どもが大好きかと思いますが、実際に学校に子どもたちがいる環境というのはなかなかありません。
ですので、デュアル教育の中で実際に保育現場に行くことによって子どもたちとふれあえる機会をたくさん作っています。
また、保育士になるためには子どもが好きというだけではなく、子どもを理解してあげることも重要な事になります。
そういった意味での新たな発見も生まれていきます。
保育体験をすることで、子どもたちとの触れ合いだけではなく、実際の保育士の働いている姿だったり、現場の様子を見ることができ、保育士になった自分をイメージしやすくなります。
また保育園だけではなく児童福祉施設も体験することで、保育士資格があればこのような場所でも働けるんだと、保育士の仕事に関して幅広く理解できるようになります。
文部科学省の委託事業として、日本児童教育専門学校が産学連携で3年間研究開発した実習基礎技能習熟プログラム。
学生が保育現場で働くうえで、抱えている不安を解消し、勇気づけられるよう、学校と保育現場(保育所、福祉施設、企業)の 双方が密接に連携した教育を実施します。
学校側の教育目的と、それが保育現場で実施できたかを、細部にわたって評価できる「統一評価基準表」が設定されているので、参加学生はスムーズに現場実践基礎力を身につけられます。
保育士になるためには、保育や施設の現場で実習を行い、実際の保育を体感・体験する必要があります。 日本児童教育専門学校では、保育園での実習として「観察実習」から始まり、最後の「責任実習」では実習先の保育士が見守る中、半日~1日保育の先生を体験します。また保育園だけでなく、児童福祉施設での「施設実習」も経験します。 段階的にステップアップする実習だからこそ、無理なくプロの保育士に近づくことができるのです。
総合子ども学科
保育所の一日の流れを把握し、0歳児~5歳児の保育に参加し、子どもとの関わりを学びます。
児童養護施設や障がい児施設にて実習を行います。施設に入所している子どもとの関わり方を学びます。
幼稚園や幼児について理解を深め、幼稚園の一日の流れや教師としてふわさしい子どもとの関わり方を学びます。
絵本や紙芝居を子どもたちの前で読み、部分的に子どもたちと関わります。授業で学んだ手あそびなどを披露する貴重な機会です。
半日から一日、担任の先生が見守る中、先生として保育を行います。学生それぞれに与えられる課題を達成し、プロの保育士へ近づきます。
保育福祉科
実習先で必要な基礎知識と実技を事前に学習。 先生のアドバイスを参考にしながら、実習先の保育所(幼稚園)を自分で選びます。
また、学校で行う「子育てひろば」などのボランティア活動で子どもとふれあう経験も、実習の備えになります。
先生が実習先に様子を見に来てくれるので、その場で不安と悩みを解消!
また、学校全体で実習の状況を把握しているため、安心です。保育日誌についても、丁寧にサポートします。
先生との個別面談で実習を振り返り、良かった点・改善点を明らかにします。
次の実習へ備えることもわかり、また実際の保育現場を知ったことで、普段の授業もより充実したものに変わります。
通常の学校は学校の中での学びがメインとなっており、実習以外では現場活動はどうしても少なくなります。そうすると保育の現場を知らない状態で実習や就職に進むこととなります。
一方で、本校の保育版デュアル教育では実習前に保育の現場で色々と体験できますので、実習となった際に現場慣れしている状態で本番に臨めるというメリットがあります。
子どもの成長を支えたくて保育士を目指しましたが、実際の現場ではどうやって挨拶すればよいかもわからず、ただただ不安でした。
でも保育版デュアル教育で何が自分に足りないのかがわかり、実習本番までスムーズに準備ができました。
またスマートフォンやタブレットで細かい評価が入力できたので、負担が少ない点もよかったです。
保育士の活躍先は、保育園だけにとどまりません。
本校では、児童養護施設や障がい児施設などでも現場活動を行います。
活動先については、職員が学生の個性・現住所などを考慮しながら一人ひとりにピッタリな施設を選びます。
保育版デュアル教育では障がいのある子どもたちを預かる施設に行きました。
それまで抱いていたイメージと違い、子どもたちはとても感受性豊かで、私たちのことをよく見ていることに気がつきました。
このプログラムのおかげで「施設保育士」という分野と出会い、卒業後の就職先には保育所ではなく、福祉施設を選びました。