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2019年8月18日 12:00
こんにちは。日本児童教育専門学校の鈴木です。
本日は前回に引き続き、
“サンマ(3つの間)”
についてのお話しを致します。
1970年代になると、都市開発や高度経済成長によって“遊びの空間”が減少
してしまっただけでなく、学歴社会の浸透で塾などに子どもたちが通う
ようになると、“遊びの時間”や“遊ぶ仲間”も少しずつ失われていきました。
また今でも問題視されている少子化も“遊ぶ仲間”が減ってしまう大きな
要因となっています。
これらの失われた“空間”・“時間”・“仲間”のそれぞれに共通する“間”という
文字を取って、
“サンマ(3つの間)”
という言葉ができました。
そんなサンマによって子どもたちの発育に少なからず悪影響を及ぼして
いる状況を改善するために、大人は子どもたちに運動したり体を動かし
たりする環境を提供するようになります。
それは今も多くの子どもたちが利用したり経験したりしている、
「スイミングスクール」や「スポーツクラブ」、「幼児体育」
になります。
また遊びの文化を守る取り組みとしては、
「プレーパーク運動」や「児童館」、「学童クラブ」
などがそれにあたります。
そのような取り組みを大人が積極的に行うことで、子どもの体の発達を
助けているのですが、残念ながら1980年代をピークに子どもの運動能力は
低下傾向にあります。
大人が子どもの発達を助ける取り組みをしているにも関わらず、子ども
たちの運動能力が低下してきている要因としては、
普段の生活から体を動かす=子どもたちが自ら考えて体を動かす癖付け
が必要であるにもかかわらず、大人から与えられた機会の中だけの運動
だけになってしまいがちな現代の環境にもあります。
そんな問題を解決する“鍵”となるのが、常日頃から子どもに密接に
かかわっている保育士ということになります。
~次回に続く~
日本児童教育専門学校では、保育の現場で使える遊びや知識を学ぶ
だけでなく、今の保育教育に至った時代背景や意味についても、多く
学べる機会があります。
本校のオープンキャンパスでは、現場を第一に考えた本校の魅力を
感じて頂くことができますので、ぜひご参加ください。
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