卒業生ご紹介


保育福祉科 夜間主コース(トワイライトクラス)
卒業生インタビュー
川井 沙紀さん 2018年卒業
障害者福祉サービス事業所ピーカン ヘルパー
保育福祉科 夜間主コース トワイライトクラス 2018年卒業
障害者福祉サービス事業所ピーカン ヘルパー
家族とは別の信頼関係を築いていく、一対一の訪問介護
障がいのある方に対して、入浴や週末のお出かけなどの支援をしています。
以前は障がい者の通所施設で働いていたのですが、夫が立ち上げた訪問介護の事業所に移りました。
利用者さんは前の通所施設から引き続きお付き合いさせていただいている方が多く、小学校2年生から30代前半まで、年齢層は比較的若いですね。
訪問介護はヘルパーと利用者さんが一対一で向き合うことになるので、通所施設で接していた時にはわからなかった新たな一面が見えたり、 きちんと見てもらえているという安心感があるのか、ものを投げたり走ったり、注目を引くための行動が少なくなったりします。
ずっと一緒に生活してきた家族には意外と見えないような部分に気づいたり、できることが広がっていくこともあります。
家族とは別の信頼関係が築かれるからかもしれません。
はじめは高齢者介護の分野にいたのですが、障がい児など若い人たちを対象にした福祉に興味が出てきて、まず資格を取ってみようと思ったのが、保育の学校に通ったきっかけです。
障がい児支援など福祉に関する内容はもちろん、声かけの方法をはじめ保育士としての学びも介護の現場で役に立っています。
身体が思うように動かせなかったり言語によるコミュニケーションがうまくできない人の意思を汲み取って、必要なことを提供する、というのは、高齢者介護にも障がい者介護にも、あるいは保育の分野にも共通する部分かもしれませんね。