卒業生ご紹介


総合子ども学科
卒業生インタビュー
三上 楓希子さん 2019年卒業
ほっぺるランド
時間をかけて「 寄り添う 」ことが 、自分の適性なんだと思います
昔から小さい子どもと遊ぶのが好きで、決め手になったのは中学の体験学習で保育園に行ったこと。子どもの成長に関わることができる職業を目の当たりにして、「いいなあ」と思ったんです。
幼稚園や学童に勤めることも考えましたが、選んだのは保育園。 朝から晩まで、0歳から5歳までの長い時間、子どもたちの生活にじっくり寄り添っていくのが 自分の適性に合っているんでしょうね。
実は、私はもともと人前に出ることが苦手で、就職したての頃は上手に声を出すこともできませんでした。
そういう気持ちも、子どもたちには伝わってしまいますね。緊張していると向こうも固くなっちゃうんです。
そこで思いきって、学校で教わった手遊びをやってみたら、子どもたちがとても喜んでくれて。
それからみんなの前に立つのも平気になったんですよ。
失敗してもいい、という気持ちで、自分がまず笑顔になって取り組むことが、何よりも大事なんだと学びました。
本当に、子どもは保育者のことをよく見ています。特に4、5歳児になると、相手を見て行動を変えたりもしますね。
吸収力も強いので、言葉遣いや立ち居振る舞いなど、常に気をつけていなくてはいけません。
「めっちゃすごいじゃん」ではなく「とてもすてきだね」と言うようにするとか。
責任は大きく、大変なこともありますが、子どもたちの成長にゆったり寄り添える、かけがえのないすてきな仕事です。