ピアノだけじゃないぞ❤音楽あそび♪

2024年5月18日 11:17

保育現場の朝、みんなで歌を歌うのはなぜでしょうか？

太古の昔から、人間は共同体の中で人と関わり、生きていくための協働作業に向かうとき、手をたたき、太鼓をたたき、皆で歌を歌って気持ちを高め勇気を出したり、安心して作業を続けたりしてきました。日本の子どもたちも、はじめはお母さんと、そして保育現場では保育者と、一対一で、わらべ歌という狭い音程の遊び歌をスキンシップをしながら楽しみます。そして次第にみんなでビート・リズム・声を合わせることや、自由に体を動かして自己表現する楽しさに向かっていきます。この音楽を楽しむ人間の本源的な活動は、他のあらゆる社会活動の根っこになるもの。

保育現場では、ピアノ伴奏だけではなく、よりみんなで思いっきり楽しめる、自分に合ったリズム楽器（タンバリン、トライアングル、グロッケンシュピール等々）も使ってみてください。保育者がリズムをリードできれば、子どもたちは安心して歌あそびに向かうことが出来ます！　　　　　　　　日本児童教育専門学校　専任講師　きのしたひろこ

とはいえ、本校では、ピアノは全く経験のない初心者から、個人レッスンで授業が受けられます。練習室も無料開放。自由に練習できる環境づくりが出来ています。