夏休みはとらないといけない

私が長く滞在していたデンマークでは、夏休みを取らないといけません。デンマーク人の夏休みの取得率はほぼ100%であり、少なくとも２週間は取るのが一般的です。

「１週間くらいでは休みにならない」とほとんどのデンマーク人は口にします。

そして日本の有休消化率は世界でも最低の位置を示していて、休みが取りにくい環境になっていることが大きな問題です。前回にもお伝えしましたが、

「夏休みがない方が良い」という意見が飛び交っています。様々な理由があり、家計が苦しい、食事代、電気代、など。しかし子どもたちの気持ちはどうなのだろう？と深く考えられます。子どもは親と一緒に過ごせることは最も安心感をもたらします。日々、保育園、幼稚園、学校に行って見えないところで頑張っています。子どもにもリラックスさせる時間が大切です。大人もずっと働き続ければガス欠になります。みんな同じです。子育てをしやすい社会、働きやすい社会、休みやすい社会に少しでも近づいてほしいと思います。

もしかしたら夏休みだけでも無条件でしっかり取れるようになれば、少しは変わるのではないのかな？と思います。

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