卒業生ご紹介

児教専の「働きながら学ぶ」に共感し、「子どもが遊びこめる」環境づくりができる保育者に

鈴木 凱斗さん

保育福祉科2年昼間コース時短クラス 2021年卒業
清瀬どろんこ保育園

■入学した経緯と学生生活
 保育士を目指したのは、子どもが好きで、子どもの成長を間近で見られるという事に魅力を感じたことにあります。サッカーのコーチをして、子どもに教えていたという経験も大きいかもしれません。
 その中で、この学校の一つの特徴でもある、「働きながら学ぶ」という考え方に共感し、ここしかないと思い入学決意しました。加えて、HPで男性の学生の姿も多く写っていたこと、先生方が親切そうだったことで背中を推されましたね。
 実際に入ってみると、先生みんな個性的で、質問を投げかけると期待以上の返答がいつも返ってくるので、信頼関係も構築しやすい環境だったと今改めて感じます。学生時代は、普段は9:00~14:30に授業を受けて、コンビニと飲食店でのアルバイトをし、アルバイトとして社会経験を積み重ねながら、日々を過ごしていました。

■就職してみて
 実習に行くことになった「清瀬どろんこ保育園」に就職しました。その名の通り、子ども達と一緒にどろんこになります!虫や花などの「命」を大切にするという考え方も強く持っています。
 「子どもが遊びこめる」環境づくりを心掛け、日々の活動をしています。園の考えた方は様々あると思いますが、この「環境を整える」という業務は、保育士としての大切なことだと思いますので、皆さんにもそこは知っておいていただきたいですね。子どもと接する時間だけではないよという事です。加えて、保護者の皆さんとの信頼関係の構築という事は、常に意識している点です。
 ちなみに私たちの園では「できる人ができることを!」という考え方があり、私は絵やピアノはとっても苦手ですが、得意なことを生かして活躍できていますよ。園や法人によって差はあるかもしれませんが、皆さんもそこまで心配せずチャレンジしてください!

時間をかけて「 寄り添う 」ことが 、自分の適性なんだと思います

三上 楓希子さん

総合子ども学科 2019年卒業
ほっぺるランド 保育士

昔から小さい子どもと遊ぶのが好きで、決め手になったのは中学の体験学習で保育園に行ったこと。子どもの成長に関わることができる職業を目の当たりにして、「いいなあ」と思ったんです。
幼稚園や学童に勤めることも考えましたが、選んだのは保育園。 朝から晩まで、0歳から5歳までの長い時間、子どもたちの生活にじっくり寄り添っていくのが 自分の適性に合っているんでしょうね。
実は、私はもともと人前に出ることが苦手で、就職したての頃は上手に声を出すこともできませんでした。
そういう気持ちも、子どもたちには伝わってしまいますね。緊張していると向こうも固くなっちゃうんです。
そこで思いきって、学校で教わった手遊びをやってみたら、子どもたちがとても喜んでくれて。

それからみんなの前に立つのも平気になったんですよ。
失敗してもいい、という気持ちで、自分がまず笑顔になって取り組むことが、何よりも大事なんだと学びました。
本当に、子どもは保育者のことをよく見ています。特に4、5歳児になると、相手を見て行動を変えたりもしますね。
吸収力も強いので、言葉遣いや立ち居振る舞いなど、常に気をつけていなくてはいけません。
「めっちゃすごいじゃん」ではなく「とてもすてきだね」と言うようにするとか。
責任は大きく、大変なこともありますが、子どもたちの成長にゆったり寄り添える、かけがえのないすてきな仕事です。

自分に向いている仕事を求めて 、 コンビニから保育士に転職

烏巣 悠司さん

保育福祉科 昼間コース 2019年卒業
KBCほいくえん 保育士

大学を卒業して大手コンビニチェーンに就職し、9年間働きました。
転職を決めたのは子どもが生まれたころ。それまで小さな子どもと接する機会がなかったのですが、 いざ向き合ってみるととても楽しいし、笑わせたり楽しませたりすることも得意なのかもしれないと思ったんです。
自分にはもっと合っている仕事がほかにあるんじゃないかと考えていた時だったし、 楽器や工作も昔から好きだったから、保育士を目指してみようと決めました。
妻は反対するどころかとても協力的で、この学校を見つけてきてくれたのも実は彼女です。
保育補助のアルバイトをしながら勉強して資格を取り、学校主催の就職イべントで今の勤務先と出会いました。
保育士として働いていて嬉しいのは、自分のやったことに子どもたちが興味を持ってくれて、反応として返ってくることですね。

ギターを弾いて歌っていたら、絵本を抱えて弾き真似を始めたりして。
ピアノだけじゃなくてギターを使ってみたり、手遊びでもスピードやバリエーションを工夫してみたりすると、 子どもたちはより楽しんでくれるし、経験の幅も広がっていきます。
そうやって面白がっているうちに、子どもたちが自分から新しい発想の遊びを生み出すこともあります。
よい保育士は子どもたちから主体性を引き出せる存在だと思うので「こうしようね」と教えるだけじゃなくて「どうしようね」って導いていきたい。
その中で、自己肯定感も育まれていくはずですから。

遠回りしても、「子どもが好き」という気持ちに素直になって

和泉 なつみさん

保育福祉科 夜間主コース土曜クラス 2018年卒業
ボビンズ保育園 保育士

大学卒業後、働きながら保育士を取得しました。
専門学校の1年生から株式会社ポピンズの運営する保育園に勤務していて、今年で4年目。
入学前の面談で、学校が連携している企業の中から「ここが合っていそうだよ」と提案されたんです。
通いやすくて福利厚生もよく、何より「エデュケア」(エデュケーション+ケア)という理念が、 心理学を専攻した自分にぴったりだと思いました。
学業優先ということで、授業に間に合うよう定時より早く退社させてもらったり、残業はさせないように気を配ってくれたり、 実習の時には長期の休みを頂けたりと、本当にありがたかったです。
あれほど理解してもらえたのも、企業連携がしっかりしていたおかげですね。
学校のほうも会社のことをよく知っているので、困ることはありませんでした。

いつも悩みを聞いてくれたり、「もっと手遊びを覚えたい」と言えば教えてくれたり、 保護者対応についても相談に乗ってくれたり、先生方には心から感謝しています。
少し遠回りはしましたが、「子どもが好き」という気持ちに素直になって、よかったと思っています。
子どもが好きだというだけで続けられるほど簡単な仕事ではない、というのは実感していますが、 子どもが好きだから続けていて楽しいし、気づくことや学ぶこともたくさんあります。
保育士になったことに後悔はまったくありません。やってみたいと思ったら、まず学んでみてはいかがでしょう。

家族とは別の信頼関係を築いていく、一対一の訪問介護

川井 沙紀さん

保育福祉科 夜間主コース トワイライトクラス 2018年卒業
障害者福祉サービス事業所ピーカン ヘルパー

障がいのある方に対して、入浴や週末のお出かけなどの支援をしています。
以前は障がい者の通所施設で働いていたのですが、夫が立ち上げた訪問介護の事業所に移りました。
利用者さんは前の通所施設から引き続きお付き合いさせていただいている方が多く、小学校2年生から30代前半まで、年齢層は比較的若いですね。
訪問介護はヘルパーと利用者さんが一対一で向き合うことになるので、通所施設で接していた時にはわからなかった新たな一面が見えたり、 きちんと見てもらえているという安心感があるのか、ものを投げたり走ったり、注目を引くための行動が少なくなったりします。
ずっと一緒に生活してきた家族には意外と見えないような部分に気づいたり、できることが広がっていくこともあります。

家族とは別の信頼関係が築かれるからかもしれません。
はじめは高齢者介護の分野にいたのですが、障がい児など若い人たちを対象にした福祉に興味が出てきて、まず資格を取ってみようと思ったのが、保育の学校に通ったきっかけです。
障がい児支援など福祉に関する内容はもちろん、声かけの方法をはじめ保育士としての学びも介護の現場で役に立っています。
身体が思うように動かせなかったり言語によるコミュニケーションがうまくできない人の意思を汲み取って、必要なことを提供する、というのは、高齢者介護にも障がい者介護にも、あるいは保育の分野にも共通する部分かもしれませんね。

現場で生きることを先生たちが手厚く指導してくれます。

藤田 ひとみさん

児童教育総合科 2004年卒業
東中野プチ・クレイシュ 園長

もともと妹弟がいて小さい子を面倒みる性分だったのもありますが、自分が幼稚園に通っている時、実は私は人見知りがすごくて先生のエプロンの端をいつもつかんでいるような子だったんです。
だから先生がとにかく拠り所で。そんな記憶があるので、自分も誰かの拠り所になりたい。誰かの成長の役に立ちたい。そう思って保育を目指しました。
今もずっと、子どもの味方でいよう。それだけは誓っています。
学校の中で児教専を選んだのは、家から通いやすくて、何より駅から近かったのが決め手でした。こんなに駅から近い学校はそうないですからね。
また、短大との併修で卒業資格も取れるのも安心できました。入学すると、その授業はとても幅広く有意義なものでした。
歌、ピアノ、手あそび、何でも現場で生きることを先生たちが手厚く仕込んでいってくれます。
エプロンシアターなど、学生時代に作った道具は今も現場で使っているんですよ。

レポートも大変でしたが、今思うと、そのおかげで書き物がまったく苦ではないんです。書き物がとても多い保育現場で1年目から困りませんでした。
それにレポートを共に書いた仲間はとにかく仲良くなり絆が深まります。
児教専は人の距離が近いのもいいですね。チャ祭に行ったり、卒業してからも顔を出しやすい雰囲気がある。
園長となった今は、私も児教専で保育マネジメントの授業をさせていただくようになりました。
これから児教専はさらにデュアル教育も進めていくので、保育の現場で活躍する人材がどんどん出てくる学校だなと期待しています。
みなさんも夢を持って、素直に明るく、謙虚にがんばってください!

この学校は全体で現場志向なんです。

浅見 冴さん

保育福祉科 2016年卒業
中野区 保育士

私が保育の仕事を本気で目指したいと思ったのは短大在学中のことでした。
青山短期大学の家政学科(現:子ども学科)に通っていた私は、志願してカンボジアスタディーツアーに参加し、孤児院を訪問したんです。
そこで出会った子どもたちの姿や、彼らを支援する自分と同世代の若者の意識の高さに胸を打たれ、私もこんな風に子どもたちを支えたい!と思ったんです。
もともと子どもが好きな私も実際の保育士の仕事は好きなだけではできないとも思っていたんですが、保育士の意義のようなものを強く実感し、資格取得を決心しました。
児教専の存在は知っていたので訪問してみたら、夜間クラスがあるので和菓子屋のアルバイトも続けながら通えるし、学費面も心配ない、資格は確実に取れる、と悩みが解決して入学を決めました。
また、母が公務員なこともあり、一生働くなら安定した公務員保育士にと思っていて、児教専は公務員の卒業生も多くいるので安心できました。

入学してからは、もう毎日が充実していて。先生や事務局の方との距離感もいい意味で近く、何でも話せますし、クラスも年齢が幅広くていろんな話をしています。
保育補助の仕事をしながら通っている人も多いので現場の声を聞けるのはとてもありがたいですね。
授業も現場ですぐに役立つ手遊びなどたくさん出てきますし、それに、何より実習の経験が大きいです。
保育実習や施設実習で経験したことは実習報告会で後輩にも共有され、学生同士でも経験値を増やし合えるというのはとにかく現場重視の児教専ならではですよね。
私もここで公務員対策の面接指導や講習会を受け、勉強したおかげで無事に公務員試験にも合格して、春からは念願の公務員保育士です!
子どもの気持ちに寄り添える保育士になりますよ。原点になった海外の子どもの支援にもいつか行きたいですね。

日本児童教育専門学校へ入学をご検討の方、資料請求・お問い合わせ

日本児童教育専門学校Japan Juvenile Education College

  • 入試・入学案内入試・入学案内
  • 就職・資格就職・資格
YouTube 動画で見る日本児童 公式チャンネルはこちらYouTube 動画で見る日本児童 公式チャンネルはこちら

〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-32-15

03-3207-5311