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2022年10月12日 12:00
こんにちは。
日本児童教育専門学校の鈴木です。
10月は各地で運動会が開催され、
子どもたちの元気な声をたくさん聞く機会が
増えたように感じます。
そんな子どもたちを見ている中で一つ疑問が浮かんできたのが、
“なぜ子どもは休むことなく走り回ったりはしゃいだりできるのか?”
という点です。
ということで、その疑問に思ったことを保育の
プロである私たちの学校の先生に聞いてみましたので、
その内容をご紹介させていただきます!
そもそも子どもが歩き回るようになるのは、
2~3歳の時期になります。
立って歩けるようになることで視野が広がり、
様々なものに興味を持ち始めるのもこの時期です。
「ビンがあればフタを開けたくなる」
「机の下をのぞいてみたくなる」
「食器棚を見たら開けたくなる」
などなど、お世話をする大人からすると
ヒヤッとすることも多いですが、
子どもにとってはとても大切な経験を積める時期になります。
常に様々なものに興味を持ち、
それに向かって動き続ける子どもですが、
それとは対照的に子どもの心肺機能は非常に未熟です。
2~3歳児の心肺機能は成人の20~30%しかないんです。
じゃあ、どうして心肺機能が未熟な子どもが
あんなに元気よく走り続けられるのでしょう?
その答えは、
“脚”
にあります。
実は子どもは脚を動かすことによって
体内の血流を豊かにし、
未熟な心肺機能を補完しているんです。
それが、
“子どもの脚は第二の心臓”
と言われる理由です。
またこの動きはミルキングアクション(乳しぼり)とも呼ばれています。
とは言え、あまりにも激しい運動をし過ぎると
体に負担がかかり過ぎることもあるため、
そこは保育士さんが日頃からサポートして
あげることが必要になります。
私もこの話を聞くまでは、
“脚が心肺機能のサポートをしている”とは
知りませんでした。
この様な子どもに関する色々と
新しい知識や発見に接する機会が
たくさんあることも、
保育の学校に通うことの
魅力や意義になるんですね。
今後も日本児童教育学校では、
保育現場や普段の生活で子どもと接する際に
役立つ知識や経験を得られる機会がたくさんあります。
それらはオープンキャンパスや体験授業で
感じ取っていただくことができますので、
ぜひ一度ご来校ください。
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