保育士コラム
保育士コラム
公開日:2021年4月20日 更新日:2023年7月28日
保育の専門学校や大学に通う学生は授業が忙しく、アルバイトとの両立が難しいというイメージを持っている方も多いと思います。実際、「無理なく授業と両立できるアルバイトがなかなか見つからない」という保育学生もいるのではないでしょうか。
学業ももちろん大切ですが、アルバイトでお金を稼ぎ、趣味や遊びにも精を出したいですよね。そこで今回の記事では、保育士を目指す方に向けて、保育学生の実情と、学業と両立できるであろう、おすすめのアルバイト先などをご紹介します。
目次
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一般的な専門学校は、4年制大学などに比べると授業のスケジュールがタイトであることがほとんどです。保育関係の専門学校も同様で、専門的な知識を4年間で学ぶ大学に対し、2〜3年で学ぶ専門学校は過密な授業スケジュールとなる傾向があります。
そこまで忙しいのであれば、アルバイトはもちろん、趣味や遊びの時間も確保できないのでは…?と不安に思われがちですが、そんなことはありません。
カリキュラムとアルバイト先の特徴を照らし合わせて職場を選ぶことで、学業以外で自由に使える時間をしっかりと確保できるのです。
保育の専門学校では、座学はもちろん、ピアノや紙芝居の工作実技などが授業に組み込まれていることがほとんどです。また、絵本の読み聞かせや手遊びなどの授業もあり、子どもたちの世界を深く探っていきます。
また、保育日誌の書き方、リズム・ダンス遊びなどの実習も豊富で、学校にいる間は忙しい時間を過ごす保育学生が多いでしょう。しかし、曜日によって早く授業が終わる日や、10時頃から授業が始まる日などもあるため、早朝の時間や夕方~夜の時間を自由に使うことができるのです。
先述のように、保育学生でも、学校によってはまだ明るい時間からアルバイトをしたり、趣味を楽しんだりすることが可能です。
例えば始業が9時からの学校である場合は、早朝に数時間アルバイトをすることもできるでしょう。夜をゆっくり過ごしたい方は、早朝のアルバイトが向いているかもしれません。
また、休みはカレンダー通りの学校が多いため、土日祝もアルバイトにあてることが可能です。こうして確認してみると、保育学生も学業とアルバイトの両立ができることがおわかりいただけるかと思います。
保育学生は2年次(もしくは3年次)から実際に保育園に行って実習を行う期間があります。この期間は基本的にアルバイトを禁止としている学校がほとんどです。家庭の事情等でアルバイトをしなければいけない場合は、学校の先生に相談をしましょう。
実習の期間は、実際に働いている保育士と同様に、8時間勤務をする事が多いです。配属される園によっては、早番で朝7時から出勤する場合や遅番で20時まで働く場合もあります。
朝や夜に時間が空いてるからアルバイトができるかもと考える方もいるかもしれませんが、慣れない環境で働き、子どもたちと一緒にたくさん遊ぶと勤務が終了するころには疲れているので、予定を詰め込むのは控えたほうが良いでしょう。
また、家に帰ってからは毎日、実習日誌や指導案を書くといった課題もあるため、帰ってからは課題をやる時間に当てられるように空けておくのが良いでしょう。アルバイトを選ぶ際には、働ける時間が限られることや、実習のために休まなけらばならない期間がある事などを注意して選ぶようにしましょう。
次の項目では、保育学生に向いているアルバイト先の特徴については説明します。
保育学生でも実習期間以外はアルバイトが可能であることを説明しましたが、「こういうバイトをしたい」という思いだけで選んでしまうと、学校の授業とうまく両立できずにアルバイトが続かないなんてことになってしまうこともあります。
具体的に、保育学生に向いているアルバイト先の特徴を下記に挙げるので、ぜひ参考にしてください。
時間を有効活用したい、趣味や遊びの時間も十分に欲しい、という方は、自宅から近いアルバイト先がぴったりです。通勤時間がかからないため、空いた時間を有効活用する事ができます。
また、学校から近いのもおすすめです。授業が始める直前まで働くことができたり、授業後すぐに働くことができるため、空いた時間をめいいっぱい使いたいという方におすすめです。
学生は日によって授業の時間が異なる場合もあるため、できるだけシフトの融通がきくアルバイトが良いでしょう。面接の際に学校のスケジュールを伝え、シフトを調整してもらえるかを確認すると確実です。
シフトの自由がきけば、例えば普段は週に2日程度の出勤でも、長期休暇の間は出勤日数を増やすこともできます。
特に早朝勤務を希望する方は、短時間勤務が可能なアルバイト先がおすすめです。朝5時に出勤して8時には退勤し、9時からの授業に間に合わせたいという場合は、短時間勤務OKのアルバイト先が非常に便利です。
1日の最低勤務時間を定めているアルバイト先も多いため、1日2~3時間程度の勤務でも良いか、必ず確認しましょう。
ここまで保育学生に向いているアルバイト先の特徴をお伝えしてきましたが、逆に避けたほうが良いアルバイト先もあります。
具体的には、以下のような職場です。
一般的にアルバイト従業員にはシフト制を導入している勤務先が多いですが、中にはそれに該当しない「固定制」を導入している場所もあります。
固定制とは、会社の就業時間に合わせて、勤務する曜日や時間が決まっている制度のこと。そのため、決まったタイミングで出勤希望を提出するシフト制のように「来月(来週)はもう少しゆるく働きたい」などといった融通がききません。
夜勤が多いアルバイトも、保育学生には向きません。
午前中から授業を受けることが多い専門学生にとって、夜勤は体力的に辛いはずです。夜勤明けでそのまま学校に行く、なんてことにもなりかねません。睡眠不足が続く事で学業に支障をきたすことが考えられるため控えたほうがよいでしょう。
夜勤の勤務をして効率的に稼ぎたいというかたは、次の日がお休みの時にシフトを入れ、無理をしないのが良いでしょう。
保育士を目指している方であれば、保育園でのアルバイトもおすすめです。
子どもたちの安全を見守りながら、身のまわりのお世話全般を行うため、もちろん、将来のための経験値が多く積めますし、資格試験対策にもなります。シフトの融通がきくのであれば、保育園のアルバイトも検討してみましょう。
ただし、保育園のアルバイトは勤務時間がある程度長く設定されている場合が多いため、開店時間の長い飲食店やコンビニエンスストアなどのほうが、シフトの融通がきく傾向にあります。
保育園でアルバイトをしたいという方は、募集要項や面接の場でどういった勤務になるのかをよく確認し、学業が疎かにならない勤務先を選びましょう。
忙しいと思われがちな保育学生ですが、アルバイトにあてる時間は十分に確保できます。
しかし、アルバイト先が定めている働き方や自宅からの距離をよく確認しないまま選んでしまうと、学業との両立が難しくなってしまう可能性もあるため、注意をしましょう。
アルバイト先を探す際は、募集要項だけに頼るのではなく、面接の場でも働き方を改めて確認するようにしましょう。自身の生活サイクルに合ったアルバイト先を見つけ、充実した学生生活を送ってください。
日本児童教育専門学校Japan Juvenile Education College
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