保育士コラム
専門学校は何年間通う必要がある?年数による違いや各年数の特徴をご紹介
専門学校への進学を検討する際、「専門学校は何年間通うのだろう?」という疑問を抱く方は多いのではないでしょうか。
専門学校には1年制から4年制まで様々な修業年限があり、それぞれ学習内容や取得できる資格が異なります。
特に幼稚園教諭を目指す方にとって、年数による違いを理解することは進路選択の重要なポイントです。
本記事では、専門学校の年数による違いやメリット・デメリットについて詳しく解説いたします。
目次
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専門学校は何年制がある?
専門学校には1年制から4年制までの修業年限が設けられており、学習分野や取得資格によって適切な年数が決められています。
それぞれの制度には特徴があり、学習内容の深さや取得できる資格が異なります。以下で各年制の詳細をご紹介します。
1年制
1年制の専門学校は短期間で専門技術を習得したい方向けのコースです。主に既に基礎知識を持っている方や、特定のスキルアップを目指す方が対象となります。
1年制の特徴:
- 授業時間が週5日、1日6時間以上
- 年間授業時間数は800時間以上
- 専門士の称号は取得できない
- 学費が比較的安く抑えられる
幼稚園教諭分野では、保育士資格を既に持つ方が幼稚園教諭免許を追加取得する際に利用されることがあります。
2年制
2年制は専門学校で最も一般的な修業年限です。基礎から応用まで体系的に学習でき、多くの国家資格や専門資格の取得が可能です。
2年制の特徴:
- 年間授業時間数は800時間以上
- 修了時に「専門士」の称号が付与
- 4年制大学への編入学が可能
- 就職活動に十分な時間を確保できる
幼稚園教諭養成課程では、2年制が主流となっており、幼稚園教諭免許状(二種)と保育士資格の同時取得が可能な学校が多数あります。
3年制
3年制の教育課程は、2年制コースと比較して、より長期間にわたり専門知識と技能を習得したい方に適しています。
時間的余裕がある分、より多くの実習や演習を通じて、実践的な技術を深く身につけることが可能です。
2年制の特徴:
- 深い専門知識の習得
- 就職後の即戦力として期待
- より長期間の実習・演習が可能
一方で幼稚園教諭免許状など、一部の免許状の「一種」は、大学卒業などより上位の学歴が要件となることが多く、原則として3年制の専門学校のみでは取得できません。
3年間という時間を有効活用し、質の高い専門教育を受けることで、希望する分野でのキャリアを強力にサポートしてくれます。
4年制
4年制の専門学校は大学と同等の教育期間を設けており、より高度で専門的な教育を提供します。理論と実践を深く学べる環境が整っています。
4年制の特徴:
- 修了時に「高度専門士」の称号が付与
- 大学院進学の資格が得られる
- より高度な専門知識と技術を習得
- 研究活動にも取り組める場合がある
幼稚園教諭分野では、幼稚園教諭一種免許状の確実な取得や、特別支援教育、子ども心理学などの専門領域を深く学習できるカリキュラムが組まれています。
専門学校の年数による違いとは
専門学校の修業年限によって取得できる資格や称号には明確な違いがあります。特に重要なのが「専門士」と「高度専門士」という称号の取得可能性です。
これらの資格は進学や就職において重要な意味を持ちます。
専門士の資格が取れるかどうか
専門士の称号は、2年制以上の専門学校を修了した際に付与される重要な資格です。この称号には大きなメリットがあります。
専門士取得の条件:
- 修業年限が2年以上であること
- 総授業時数が1,700時間以上であること
- 試験等により成績評価を行い、課程修了の認定を受けること
専門士のメリット:
- 4年制大学への編入学が可能
- 大学卒業者と同等の基礎学力があると認定
- 公務員採用試験での受験資格拡大
- 就職時の学歴として評価される
1年制の専門学校では専門士の称号は取得できないため、進学を考えている方は注意が必要です。
高度専門士の資格が取れるかどうか
高度専門士の称号は、4年制の専門学校を修了した際に付与される最高位の専門学校資格です。大学卒業者と同等の学力が認められます。
高度専門士取得の条件:
- 修業年限が4年以上であること
- 総授業時数が3,400時間以上であること
- 体系的に教育課程が編成されていること
- 試験等により成績評価を行い、課程修了の認定を受けること
高度専門士のメリット:
- 大学院への進学資格が得られる
- 学士(大学卒業)と同等の学力として認定
- より高度な専門職への就職が有利
- 国家公務員採用試験の受験資格が拡大
幼稚園教諭を目指す場合、高度専門士を取得することで将来的なキャリアアップの選択肢が大幅に広がります。
4年制の専門学校と大学は何が違う?
4年制の専門学校と4年制大学は修業年限は同じですが、教育内容や目的に大きな違いがあります。
どちらを選択するかは将来の目標によって決まります。
教育方針の違い:
- 専門学校:実践的な技術・技能の習得に重点
- 大学:学術的・理論的な学習に重点
卒業後の進路:
専門学校卒業生は即戦力として現場で活躍することが期待され、大学卒業生はより幅広い選択肢の中から進路を選択できます。
幼稚園教諭を目指す場合、4年制専門学校では実習時間が豊富で、現場での対応力が身につきやすいという特徴があります。
学費の違い:
一般的に4年制専門学校の方が大学よりも学費が高い傾向にありますが、実習設備や少人数制教育などの充実した教育環境が提供されています。
まとめ
専門学校の修業年限は1年制から4年制まであり、それぞれに特徴とメリットがあります。2年制以上で専門士、4年制で高度専門士の称号が取得でき、進学や就職の幅が広がります。
幼稚園教諭を目指す方には、免許状の種類や取得したい資格、将来のキャリアプランに応じて適切な年数を選択することをおすすめします。
早く現場に出たい方は2年制、より深く学びたい方は3-4年制を検討してみてください。自分の目標に合った専門学校を選択し、充実した学校生活を送りましょう。
日本児童教育専門学校 講師
保育の学校 他
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