保育士コラム

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専門学校の時間割はどんな感じ?実際の例や主要科目について解説

専門学校の時間割はどんな感じ?実際の例や主要科目について解説

専門学校時間割について調べている方の多くは、学業とプライベートやアルバイトとの両立が可能かどうか気になっているのではないでしょうか。

幼稚園教諭を目指す専門学校では、理論学習から実技演習、現場実習まで幅広い授業が組み込まれているため、時間割の仕組みを理解しておくことが大切です。

今回は、専門学校の基本的な授業スケジュールから実際の時間割例、主要科目の内容まで詳しくご紹介します。

目次

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専門学校の基本的な時間割の仕組み

専門学校の基本的な時間割の仕組み

専門学校の時間割は一般的に、平日の朝から夕方にかけて授業が配置されています。幼稚園教諭養成の専門学校では、文部科学省が定める教育課程に従って、必要な授業時間数を確保する必要があります。

1日の授業時間と終了時刻

多くの専門学校では、1日4〜6コマの授業が組まれています。1コマは90分が一般的で、午前9時から授業が始まり、午後4時30分頃までに終了するケースが多いでしょう。

具体的なタイムスケジュール例:

  • 1限目:9:00〜10:30
  • 2限目:10:40〜12:10
  • 3限目:13:00〜14:30
  • 4限目:14:40〜16:10

昼休みは約50分程度設けられており、学生同士の交流や食事の時間として活用されています。空きコマがある場合は、図書館での自習やピアノの練習時間に充てることができます。

年間授業時間数と休み期間

幼稚園教諭二種免許状の取得は、主に短期大学や専門学校などの指定された養成施設において、2年間の教育課程を修了し、文部科学省令で定められた必要単位を修得することが要件となります。

単位修得が取得の鍵
免許取得に必要なのは、特定の「授業時間数」ではなく、法令で定められた必修科目の単位をすべて修得することです(例:教育実習、心理学、教育原理など)。具体的な学習内容は、各養成施設のカリキュラムによって異なります。

休暇期間(夏季・冬季・春季)は学校により異なりますが、免許取得に必要な実習や補講などが入るため、一般的な4年制大学に比べると短期間に集約される傾向があります。これにより、在学期間中に必要な専門知識と実践的な技能をしっかりと習得できるでしょう。

専門学校の実際の時間割例

幼稚園教諭養成課程では、理論科目と実技科目がバランス良く配置されています。学年が上がるにつれて実習の割合が増え、より実践的な内容になっていきます。

1年目の時間割モデル

1年次は基礎理論を重視した時間割構成となります。教育学や心理学などの座学が中心で、実技科目も基礎レベルから始まります。

週間時間割例(1年前期):

時間 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
1限 教育原理 保育原理 子どもの保健 音楽表現Ⅰ 造形表現Ⅰ
2限 教育心理学 保育の心理学 子どもの食と栄養 ピアノⅠ 図画工作
3限 教育課程論 保育内容総論 体育理論 言語表現 保育内容演習
4限 社会福祉 体育実技 教育実習指導

1年次は週20〜24時間程度の授業が一般的で、比較的余裕のあるスケジュールとなっています。

2年目の時間割モデル

2年次では実践的な授業と実習が増え、より忙しいスケジュールになります。教育実習や保育実習の事前事後指導も加わり、現場に出る準備が本格化します。

週間時間割例(2年前期):

時間 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
1限 教育実習指導 保育内容研究 音楽表現Ⅱ 造形表現Ⅱ 保育・教職実践演習
2限 教育方法論 特別支援教育 ピアノⅡ 環境指導法 教育相談
3限 健康指導法 人間関係指導法 言語指導法 表現指導法 卒業研究
4限 実習準備 模擬保育 教材研究

2年次は週24〜28時間程度となり、さらに実習期間中は現場での活動が加わるため、計画的な学習管理が重要になります。

幼稚園教諭専門学校で学ぶ主要科目と授業内容

専門学校時間割に組み込まれる科目は、文部科学省が定める教育職員免許法に基づいて構成されています。理論学習、実技演習、実地実習の3つの柱で、幼稚園教諭として必要な知識と技能を体系的に身につけていきます。

理論科目(教育学・心理学など)

教育の基礎理論を学ぶ科目群では、子どもの発達や学習のメカニズムを理解します。主要科目には以下があります:

  • 教育原理:教育の目的や意義、歴史的変遷
  • 発達心理学:乳幼児期の心身の発達過程
  • 教育心理学:学習理論や動機づけの仕組み
  • 保育原理:保育の基本理念と実践方法
  • 子どもの保健:乳幼児の健康管理と安全対策

これらの科目は主に講義形式で行われ、レポート作成やテストによって理解度が評価されます。現場での実践に生かすための理論的基盤を築く重要な学習内容となっています。

実習科目(ピアノ・造形・体育など)

幼稚園教諭には多様な表現技能が求められるため、実技科目が充実しています。個人のスキルレベルに応じた指導が行われるのが特徴です:

表現技能の主要分野:

  • 音楽表現:ピアノ演奏、歌唱指導、リズム遊び
  • 造形表現:絵画、工作、環境構成の技法
  • 身体表現:運動遊び、ダンス、体操指導
  • 言語表現:読み聞かせ、紙芝居、劇遊び

ピアノが初心者の場合でも、基礎から丁寧に指導されるため心配ありません。多くの学校では放課後の個人練習時間も設けられており、自分のペースで技能向上を図ることができるでしょう。

実地実習(幼稚園での現場実習)

教育実習は専門学校時間割の中でも最も重要な科目の一つです。実際の幼稚園で子どもたちと関わり、教育技術を実践的に学びます。

実習の段階的プログラム:
1. 観察実習(1年次):保育現場の見学と観察記録
2. 参加実習(2年次前期):保育活動への部分的参加
3. 本実習(2年次後期):責任実習として主導的役割を担当

実習期間は合計で約4週間程度となり、この間は通常の授業は休講となります。実習前には十分な事前指導があり、実習後も振り返りとまとめの時間が設けられています。現場での体験を通じて、教育理論と実践を統合した学びを得ることができるでしょう。

まとめ

専門学校時間割は、平日の朝9時から夕方4時30分頃までの授業が基本となり、1年次は週20〜24時間、2年次は週24〜28時間程度の学習時間が設けられています。

理論科目、実技科目、実地実習がバランス良く配置され、幼稚園教諭として必要な知識と技能を体系的に身につけることができます。夏季・冬季・春季休暇もあるため、アルバイトとの両立も十分可能でしょう。

進学を検討される際は、各学校の具体的な時間割例を確認し、ご自身の生活スタイルに合った学習環境を選択することをおすすめします。

専門学校の生活が丸わかり!時間割に関するよくある質問

  • 専門学校の授業時間は、高校のように毎日1限からありますか?
    • 毎日必ず1限からあるとは限りません。履修する科目によって、2限から始まる日や午後に授業がない日など、日によってスケジュールは異なります。ただし、保育・教育系専門学校は必修科目が多いため、週の多くは朝から夕方まで授業が入るのが一般的です。
  • 1日に何コマくらいの授業があるのが普通ですか?
    • 多くの専門学校では、1日3〜4コマ(1コマ90分)程度の授業が行われます。朝9時頃に始まり、16時〜17時頃に終わるスケジュールが標準的です。
  • ピアノの初心者でも、音楽表現などの実技授業についていけますか?
    • はい、大丈夫です。多くの専門学校ではピアノ初心者向けのカリキュラムが用意されており、個々のレベルに合わせた指導が行われます。授業以外でも学内のピアノ練習室を利用して練習できる環境が整っていることが多いです。
  • 「教育原理」や「保育の心理学」などの理論科目は難しいですか?
    • これらは保育士や幼稚園教諭として働くための基礎となる重要な科目です。難しい用語も出てきますが、現場での実践例と結びつけて解説されるため、興味を持って学びやすい内容になっています。定期的なレポートやテストで理解度を確認しながら進められます。
  • 夏休みや冬休みなどの長期休暇はありますか?
    • 一般的な大学と同様に、夏休み・冬休み・春休みなどの長期休暇があります。ただし、2年次や3年次にはこの期間を利用して、保育園や幼稚園での「教育実習・保育実習」が行われることが多いため、計画的に過ごすことが大切です。

この記事の監修者
保育の学校コラム 編集チーム
保育の学校コラム 編集チーム

日本児童教育専門学校 講師
保育の学校 他

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