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企業内保育所とは?保育士が働くうえで知っておきたいこと

2020年1月29日 17:33

今、「待機児童」が大きな問題となっています。慢性的な保育士不足や保育所不足などで、保育所を利用したくても利用できないという人が非常に多いです。

そんな問題を解決するために政府が導入したのが企業内保育所です。企業内保育所は、一般的な保育所よりも高給与、高待遇のため非常におすすめの勤め先となっています。

この記事では、企業内保育所で働く上で知っておいた方がいいことについて解説をしていきます。

 

企業内保育所とは企業が幼児のいる従業員のために設置した保育施設

企業内保育所とは、企業が幼児のいる従業員のために設置した保育施設のことで、看護師などの女性従業員が多い職場では古くから導入されてきました。

女性の社会進出が進むとともに、保育所の利用率は年々増加の一途をたどっています。

 

現在大きな社会問題となっているのが「待機児童」で、政府は度重なる政策により解決を図ろうとしましたが、いまだ問題は解決していません。

その現場を打破するべく2016年度から開始されたのが「企業主導型保育事業」です。この政策により企業が導入を始めたのが「企業内保育所」で、保育の受け皿を拡大することにより、女性でも働きやすい職場や環境を目指しています。

 

平成303月時点で、企業内保育所の施設数は5,626ヵ所あり、入居児童数は77,296人にものぼります。[注1

この数字から見ても、企業内保育所は社会的に需要が非常に高い施設であり、欠かせない存在です。企業内保育所は、企業のイメージアップにも非常に効果的で、女性が働きやすい職場をアピールできます。そのため、現時点で未導入でも導入を検討している企業は非常に多くなっています。

 

[1] 厚生労働省:平成29年度 認可外保育施設の現況取りまとめ

https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000522194.pdf

 

企業内保育所のメリット・デメリット

次に、一般的な保育所や保育園と比較して保育士が働く上での企業内保育所のメリット・デメリットについて解説をしていきます。

 

メリットはアットホームで土日も休みが多いこと

企業内保育所は対象となる保護者が従業員に限られていることから、小規模な保育所が多くなっています。子どもたちに目が届きやすく、アットホームな雰囲気で保育を行えます。

 

また、多くの企業は土日祝日が休みであることが多いです。そのため、企業内保育所も必然的に土日祝日が休みです。

通常の保育園では、季節ごとのイベントや運動会など保護者が参加しやすい休日に行われることが多いですが、企業内保育者はそういったイベントも少ない傾向にあります。休みがしっかりと確保されているのは、保育士にとって非常に働きやすい環境です。

 

デメリットは採用枠が少ないこと

企業内保育所を利用できるのは、その企業で勤めている人間に限定されるため、一般の保育所に比べて利用者は少ない傾向にあります。そのため、必要な保育士の数が限定されるので、入社の倍率が非常に高いです。

保育士の不足は社会の大きな問題として有名ですが、それは一般的な保育所の話で、待遇が良い企業内保育所は非常に人気が高いため、応募も多いです。簡単に勤められるわけではありません。

 

また、一般の認可保育園から転職した人は、行事などのイベントが少ないため物足りなく感じることがあります。子供が好きで熱意のある保育士ほど、その傾向は強いです。

 

企業内保育所で働くためにはまず保育士資格が必要

最後に、企業内保育所で働くために必要なことを紹介します。先ほども説明したように企業内保育所は休みが多です。また、一企業が運営しているため、給与が一般的な保育所より多い傾向があります。そのため、非常に保育士から人気がある勤め先になっています。

 

そんな企業内保育所で勤めるためには、まず一般的な保育所と同じく保育士としての資格が必要です。保育士としての資格は、専門学校に通うことなどによって取得できます。

また、企業内保育所は首都圏に多く開設されているので、地方で勤めている保育士は引越しを行う必要もあります。

地方で働きたい人にとっては、あまり向いている勤め先とはいえません。そこにこだわりがないのであれば、企業内保育所は非常におすすめの働き先です。

 

まとめ

企業内保育所は、一般的な保育所が抱えている給与や待遇などの問題が解決されている場合も多く、小規模でアットホームであることから、経験の浅い保育士にとっては非常におすすめの勤め先です。

どこの保育所で働くか迷っている方は、ぜひ企業内保育所を検討してみてください。

 

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