保育士コラム
ICT化すると保育士にどんなメリットがあるの?
ICT(Information and Communication Technology)とは情報通信技術のことで、パソコンやスマートフォン、タブレットなどを使った情報処理や通信技術の総称として使われています。ITはパソコンやスマートフォン、インターネットなどの情報技術をまとめて表しており、その違いについてもこれから解説していきましょう。
目次
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ICTを保育現場で活用する
ICTとは
ITと似たような意味ですがICTは、情報処理技術を共有するためのコミュニケーションを追加しています。つまり、パソコンなどの通信機器を活用しながらコミュニケーションをとりやすく、そして簡単に行える方法を指します。
コミュニケーションを重要視しているところがポイントで、国際的にもITという言葉よりもICTという言葉を使用しているケースが増えてきています。
すでにいろいろな場所でICTが活用されていますが、機器を導入したからと言ってICT化が行えているわけではないことに注意しなければなりません。機器や技術、使用によって得られる情報などを、どうやって活用しているかが大切です。
ICTにより変わること
例えば、教育現場では生徒がタブレットを使用することで授業をわかりやすく、楽しく行うことができる取り組みが行われています。プリントや教科書で文字や写真を見るだけでなく、音声や動画を見ることでより理解しやすく、タブレット自体にも興味を持てるからです。
遠く離れている場所からでも、動画機能を使って顔を見ながら会議や授業を行えるため、話す内容が理解しやすく、会議や授業が行われる場へ行く移動などの手間もかかりません。保育士は園の情報発信の道具として活用しているところもあります。情報がデータ化されているため職員同士で資料を共有することも可能です。
ICT化することによる保育士へのメリット
保育士の仕事は子供の教育だけでなく、書類を作成する事務仕事や、授業の準備、保護者との連絡などしなければいけないことが多いです。
しかし、ICTを上手く活用することで保育士の仕事負担を軽減するメリットや子供たちと接する時間を増やせる効果があります。
欠席連絡の効率化
保育園を休む時の欠席連絡はこれまで電話で行うことが一般的でした。
しかし、アプリやウェブを使用して連絡を受け付けることで朝の忙しい時間に保護者は簡単に連絡が行えるだけでなく、保育士は電話対応に追われなくて済みます。
ウェブを確認すれば欠席の状況をいつでも把握することができるのです。これまで出欠を一人ひとり手書きで記録していた場合には、ウェブ上で記録、集計するため手書き作業はなくなり、ボタン一つで簡単に集計することも可能です。
保護者とのコミュニケーションが楽に
台風や地震など自然災害が起こった場合でも園児の保護者に一人ひとり連絡する必要がなく、一斉メールをあらかじめ登録しておいた連絡先に送ることで迅速な連絡が行えます。
できるだけ早く対応してほしい時や、緊急で伝達をしたい時などに便利です。
チャット機能を活用すれば電話のように時間を気にすることなく、保護者とのコミュニケーションがとりやすくなる場合もあります。業務日誌もICTを活用することで作業が簡単になります。パソコンで作成し、ウェブ上で管理することで印刷作業を行う必要がありません。
前の資料を見たい時もファイルを探す手間が不要となり、ウェブ上ですぐに確認できます。忙しい合間の作業がスムーズに進むことでしょう。
ICTを上手く使いこなせるようになるためには
ICTの便利さはわかっているのに、上手く使いこなせないケースがあります。
せっかく環境が整っていても自分が活用できるパソコンスキルがなければ意味がなく、業務軽減を行うことも不可能です。入力の仕方がわからないと手書きの方が早く、パソコンを使おうという気にならないからです。
そのため、日ごろからパソコンやタブレット操作などを練習しておきましょう。難しい操作を求めているわけではなく、簡単な文字入力が行えるだけで操作に慣れやすく、使いこなせるようになります。
パソコンのスキルだけでなく、保育士としての知識も必要不可欠です。保育の現場では子供たちを見ながら記録を行うこともあります。余裕を持って保育に取り組めるよう技術を習得し、磨くことで保育中に自然と行えるようになります。
いくら機械が進歩していても使う人に余裕がなければ事務業務は行えません。隙間時間に事務作業が行えるよう子供たちとの接し方など保育士としての力を身に着けることも大切です。
まとめ
ICT化によって業務効率がなされて時間に余裕ができるかもしれません。しかし現場で困ったことが起こった時でも自分で解決するような力は、いつの時代でも身につけておかなければなりません。
保育の学校では、実習の授業もあるので就職するまえから解決する力を見つけることができます。
忙しくて学校に行くべきか迷っている場合には、自分のライフスタイルに合わせた通い方が選べるところにすると保育士になりたいという理想を叶えやすいでしょう。
専門学校で保育士を目指す際によくあるご質問
- 保育士になるために専門学校を選ぶ最大のメリットは何ですか?
- 最短2年間という短期間で、現場に直結する実践的な技術を集中して学べる点です。4年制大学よりも早く社会に出られるため、現場経験をいち早く積むことができます。また、厚生労働省指定の養成施設であれば、卒業と同時に「国家試験免除」で資格を取得できる確実性も大きな魅力です。
- 専門学校と大学・短大では、取得できる資格に違いはありますか?
- 取得できる「保育士資格」そのものに違いはありません。ただし、同時に取得を目指す場合の「幼稚園教諭免許」については、専門学校や短大は「二種」、4年制大学は「一種」となります。実務上の権限に大きな差はありませんが、将来の役職や給与体系に若干の影響がある場合があります。
- ピアノ初心者ですが、専門学校の2年間で弾けるようになりますか?
- はい、大丈夫です。多くの専門学校では初心者向けのカリキュラムが用意されており、バイエルなどの基礎から個別の習熟度に合わせて丁寧に指導が行われます。入学者の多くがピアノ未経験からスタートし、卒業時には現場で必要な童謡の伴奏などが弾けるようになっています。
- 社会人からでも、専門学校で最短で保育士になれますか?
- 可能です。専門学校には「夜間部」や「最短コース」など、働きながら学べる多様なカリキュラムを設けている学校があります。これらを活用すれば、現在の仕事を続けながら2年間で確実に資格取得を目指せるため、キャリアチェンジを目指す社会人の方にも最適です。
- 専門学校を卒業した後の就職サポートは充実していますか?
- 専門学校は各保育園や施設との繋がりが非常に強く、実習先がそのまま就職先に繋がるケースも多くあります。キャリアアドバイザーによる個別相談や履歴書添削、面接練習など、就職に直結する手厚いサポートが受けられるのが特徴です。
日本児童教育専門学校 講師
保育のお仕事コラム 他
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