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保育士のNGワードを知ろう!子どもと保護者対応マナー

2021年2月18日 18:29

保育士のNGワードを知ろう!子どもと保護者対応マナー


毎日子どもや保護者と接していくうちに、つい不適切な発言をしてしまうこともあるでしょう。
その言葉が原因で子どもを傷つけたり、保護者とのトラブルに発展することもあります。 子どもを否定する言葉、脅すような言葉、命令言葉は、子どものやる気を低下させ、自主性を育むことができなくなってしまいます。

 保護者に対しては、子どもを侮辱したり、保護者の立場や事情、子育てを否定するような言葉は絶対に避けましょう。 今回は、子どもや保護者に言ってはいけない保育士のNGワードについてご紹介いたします。

目次

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保育士が子どもに言ってはいけないNGワード

保育士が子どもと関わるなかで、言ってはいけないNGワードには、主に3つのカテゴリがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
 

1. 「悪い子」「好きじゃない」など子どもを否定する言葉

 

「◯◯ちゃんにはできないね」

「できない」という言葉を言われた子どもは、自分の能力を否定されたような気持ちになり、自己肯定感ややる気が低下することで次へのステップにつなげることが難しくなってしまうことがあります。

 

同じ年齢の子どもたちが集まる一つのクラスでも、子どもの成長発達は様々で、集団で活動をしていると遅れをとる子もいます。一人では難しいことがあったときには「先生と一緒にやってみよう」と声をかけたり、ひとつひとつ説明してクリアしていけるように、子どものやる気を大切にしながらサポートしてあげましょう。
 

「悪い子だね」

子どもが言うことを聞かないとき、悪いことをしたときに「悪い子」という言葉を使うのは絶対にやめましょう。子どもに自分が悪い子だと思い込ませてしまう可能性があります。

やってはいけないことをしてしまったときは、「けがしちゃうからやめようね」「先生(友だち)は悲しい気持ちだったよ」などと、「なぜいけないのか」「どんな気持ちだったか」を伝え、再発防止に努めましょう。
 

「そんなことする子は先生好きじゃないな」

子どもは大人の言うことを真に受けてしまいます。大好きな先生に「好きじゃない」と言われた子どもは、大人が思っている以上に傷ついてしまうこともあるのです。
子ども自身を否定するのではなく、いけなかった言動を伝えてあげましょう。
 

2. 「〜しないならあげない」などの子どもを脅す言葉

 

「〇〇しないならあげないよ」「もうやらせてあげないよ」

「〇〇しないならあげないよ」「もうやらせてあげないよ」など、子どもを脅すような言葉で言うことをきかせようとするのはやめましょう。この叱り方では、子どもが自分の自主性を育むことはできません。

 

また、繰り返し脅すような言葉をかけることで子どもがなれてしまい、効果がなくなっていきます。

「〇〇できたら〇〇しようね」とプラスな声掛けをしてあげましょう。
 

3. 「〜しないさい」などの命令言葉

 

「早く着替えなさい」「早く食べなさい」

子どもは命令言葉で叱られると「強制的にやらされている」と感じ、やる気がどんどん低下していってしまいます。怒られたときだけは言うことを聞くかもしれませんが、その場限りになってしまいます。

 

やる気がでるように「先生とどっちが早くできるかな」などと競争形式にしてみたり、時計を置いて「時計の針が3になるまでに終わらせようね」などと視覚的にわかるように提示してあげるのも効果的でしょう。
 

保育士が保護者対応の際に気をつけたいNGワード

保護者への対応は、保育士として避けて通れない業務のひとつです。何気なく発した言葉がトラブルの元になる場合もあるため、注意が必要です。
保護者へのNGワードについて、4つのカテゴリに分けてご紹介します。
 

1. 子どもを侮辱するような発言

「おもらしが多くて困った子ですね」「わがままですね」

子どもの成長を見守り、サポートしていく保育士が、安易に子どもを侮辱するような発言をすれば、保護者からの信用を失ってしまいます。

 

例えば、おもらしが増えているときは子どもの精神が不安定になっているからかもしれません。「おもらしが以前より増えているのですが、ご家庭でなにか変わった様子はありますか?」などと保護者の方に伺い、今後の対応を一緒に決めていくなど支援を行っていけると良いでしょう。
 

「発達に問題がある」

発達に関することは非常にデリケートな問題です。医師の診断がない限りは、保育士側から保護者に「発達に問題があります」などと断言することは絶対に避けましょう。

 

気になるところがあるのなら、いつ・どこで・どんなことがあったか、子どもの行動を具体的に伝えることが大切です。また、他の保護者に聞かれてしまうことを避けるためにも、個別で話す機会を設けて伝えるようにしましょう。

 

保護者への伝え方は園での方針があるところも多くあります。園長先生などに相談をして、トラブルに繋がってしまうことを避けましょう。
 

2. 保護者の立場や事情を理解しない発言

「今日は珍しくお迎えが早いですね」

仕事の都合でお迎えが遅れることに、保護者ももどかしさや申し訳ない気持ちになっているものです。保育士にとっては何気ない一言であっても、不快に感じてしまう人もいることでしょう。

 
このほか、保護者の立場や事情を考えずに、「〜したほうがいいですよ」「〜するべきです」といった発言をすることは、保護者を追い詰めたり、ストレスを与えてしまう可能性があります。

 

子どもに効果的な関わり方などのアドバイスがある際には「〇〇と声をかけたら上手にできました」などと子どもの様子も合わせて伝えることで、保護者の方が家でもやってみようという気持ちになるかもしれません。
 

3. 保護者の意見を否定するような発言

「そんなはずはないのですが…」「それは違います」

保護者の主張を否定するようなニュアンスの言葉、または全否定するような言葉を使うのは避けましょう。たとえ事実とは異なる主張、可能性が低い意見であっても、まずは保護者の発言を受け止め、共感を示すことが大切です。
 

4. 保護者の育児を否定し傷つけるような発言

「愛情不足です」「かわいそう」「寂しそう」

保護者に対する最大のNGワードは、保護者の日々の頑張りを否定するような言葉です。保護者は傷つき、育児への自信を失ってしまうでしょう。
子どもの健やかな成長を願うあまりの発言だとしても、こういった不用意な発言は絶対に避けるべきです。

 

子どもが寂しい思いをしているときは保護者自身が疲れているときなどもあるのではないでしょうか。そんなときには保護者の体調を気にかけたりと家庭での状況を把握して支援することも保育士の役割のひとつです。
 

相手の立場や気持ちに配慮した言葉選びを心がける

保育士としての仕事で大切なのは、子どもや保護者との信頼関係を築いていくことです。子どもとの信頼関係を深めるには、まずは子どもを信じてあげること、気持ちに寄り添ってあげることです。

 

否定する言葉や脅し、命令口調は子どもの意欲を低下させる原因となります。子どものやる気を引き出すような、自己肯定感を高めるような声掛けを心がけましょう。

保護者に対しては、保育士としての思いを押し付けるのではなく、相手の立場や事情を理解し、共感を示すことが大切です。

 

 

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