保育士コラム
社会人から専門学校に通うのは大変?社会人でもおすすめな理由やポイントをご紹介
現在の仕事に不満を感じていたり、昔からの夢を諦めきれずにいる社会人の方は多いのではないでしょうか。特に保育士・幼稚園教諭という職業は、子どもたちの成長に関わる魅力的な仕事として、転職を考える社会人から注目を集めています。
しかし、資格取得が必要な職業への転職は不安も多く、「今から専門学校に通うのは現実的なのか」「年齢的に大丈夫なのか」といった疑問を抱く方も少なくありません。
本記事では社会人が専門学校に通うメリットや注意点について解説します。
目次
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社会人から学び直しに挑戦する人が増えている
近年、社会人になってから新たなキャリアを求めて専門学校に入学する人が急増しています。文部科学省の調査によると、専門学校入学者のうち社会人経験者の割合は年々上昇傾向にあり、特に資格取得が必要な職業への転職を目指す方が多くなっています。
この背景には、終身雇用制度の変化や働き方の多様化があります。また、人生100年時代と呼ばれる現代では、一つの職業にとらわれず複数のキャリアを歩むことが当たり前になってきました。
保育士・幼稚園教諭のの資格取得に関しても、元営業職や事務職、接客業など様々な業界出身の方が専門学校で学び直しをしています。
これまでの社会経験が新たな職場でも活かされることが多く、むしろ歓迎される傾向にあります。年齢を理由に諦める必要はなく、むしろ社会人としての経験値が強みになることを理解しておきましょう。
社会人でも通いやすい専門学校は多い
現在多くの専門学校では、社会人のニーズに応えるために様々な制度を整備しています。最も代表的なのが夜間課程の充実です。平日の夕方から夜にかけて授業を行うことで、働きながらでも無理なく通学できる環境が整っています。
授業時間の工夫だけでなく、社会人入学制度を設けている学校も増えています。この制度では、社会経験年数に応じた入学金の減免や、面接重視の選考方法を採用しており、筆記試験が苦手な方でも挑戦しやすくなっています。
さらに、専門実践教育訓練給付金の対象となっている専門学校を選べば、学費の一部が支給される制度も活用できます。社会人が専門学校で学び直すハードルは、制度面からも大幅に下がっているのが現状です。
土日集中講座や通信制との併用など、柔軟な学習スタイルを提供する学校も多く、自分のライフスタイルに合った学び方を選択できます。
社会人が専門学校に通うメリット
社会人が専門学校で新たな資格を取得することには、多くのメリットがあります。単に資格を得るだけでなく、人生の幅を広げる様々な効果が期待できます。
就職の選択肢が増える
専門学校で新たな資格を取得することで、転職先の選択肢が大幅に広がります。特に保育士や幼稚園教諭のように国家資格が必要な職業では、資格取得が就職への必須条件となります。
現在の職場に不満があっても、資格がないために転職を諦めていた方にとって、専門学校での学び直しは人生を変える大きなチャンスです。また、複数の資格を持つことで、より条件の良い職場への転職も可能になり、年収アップも期待できるでしょう。
時間を有効活用できる
社会人向けの専門学校では、限られた時間を効率的に活用できるカリキュラムが組まれています。実務に直結する内容に焦点を当てているため、大学よりも短期間で即戦力となるスキルを身に付けられます。
夜間課程や週末コースなら、現在の仕事を続けながら学習を進められるため、収入を維持しながら新たなキャリアの準備ができます。この点は、経済的な不安を抱えがちな社会人にとって非常に重要なメリットといえるでしょう。
新たな交友関係が増える
専門学校では、同じ目標を持つ仲間と出会うことができます。社会人入学者同士で情報交換をしたり、お互いに励まし合ったりすることで、学習のモチベーション維持にもつながります。
異なる業界出身の同級生との交流は、新たな視点を得る貴重な機会でもあります。また、卒業後も続く人脈は、転職活動や新しい職場での働き方において大きな財産となるでしょう。
社会人が専門学校に通う上での注意点
メリットが多い一方で、社会人が専門学校に通う際には注意すべき点もあります。事前に課題を把握し、対策を考えておくことが成功の鍵となります。
働きながら通うことは負担が大きい
仕事と勉強の両立は想像以上に大変です。平日の仕事で疲れた後に授業を受けたり、休日に課題をこなしたりする必要があり、プライベートの時間が大幅に削られてしまいます。
体調管理や時間管理のスキルが求められるため、入学前に生活リズムを見直し、無理のない学習計画を立てることが重要です。家族の理解と協力を得ることも、継続的な学習には欠かせません。
他の生徒より年齢が高く馴染めないこともある
専門学校の多くは高校卒業後すぐに入学する18歳前後の学生が中心となっています。そのため、年齢差による違和感を感じることがあります。
しかし、最近では社会人入学者も増えているため、同世代の仲間を見つけやすくなっています。また、年齢を重ねた分の人生経験は、若い学生たちにとっても学びになることが多く、リーダー的な存在として頼られることも少なくありません。
社会人が専門学校を選ぶ際のポイント
社会人が専門学校を選ぶ際は、一般的な学生とは異なる視点での検討が必要です。特に重視すべき2つのポイントをご紹介します。
夜間制の設備がが整っているか
働きながら通う社会人にとって、夜間授業の質と設備は非常に重要な選択基準です。教室の明るさや空調設備、実習室の充実度などを事前に確認しましょう。
また、夜間でも図書館やパソコン室が利用できるか、駐車場の確保は可能かといった実用的な面も重要です。学校見学の際は、実際に夜間の時間帯に訪問して、通学のしやすさや周辺環境の安全性も併せて確認することをお勧めします。
社会人の卒業生実績が豊富かどうか
その学校から社会人入学者がどの程度卒業しているか、そして就職実績はどうかを確認することが大切です。社会人の受け入れ経験が豊富な学校ほど、サポート体制も充実しています。
卒業生の進路や年齢層、業界での評価なども重要な判断材料です。可能であれば、卒業生の声を聞く機会を設けてもらい、実際の体験談を参考にして学校選びを行いましょう。就職支援の内容や企業との連携状況も確認しておくと安心です。
まとめ
社会人から専門学校への入学は、決して珍しいことではなく、むしろ推奨される時代になっています。夜間制度や各種給付金制度の充実により、働きながらでも新たな資格取得が現実的になりました。
仕事と勉強の両立は大変ですが、明確な目標と計画性があれば乗り越えることができます。学校選びの際は、夜間制の充実度と社会人の実績を重視して検討しましょう。幼稚園教諭という新たなキャリアへの挑戦が、あなたの人生をより豊かにしてくれるはずです。
実習前にチェック!準備・マナー・自己紹介のQ&A
- 実習先での自己紹介はどのような内容を準備すべきですか?
- 自分の名前、学校名、実習の意気込み(何を学びたいか)、特技(ピアノ、手遊び、折り紙など)を簡潔にまとめましょう。子ども向けと職員向けの2パターン用意しておくと、状況に合わせてスムーズに対応できます。
- 実習中に書く「実習日誌」を溜めないコツはありますか?
- その日の出来事をメモ帳にこまめに記録しておくことが重要です。活動のねらいや子どもの反応を、記憶が鮮明な休憩時間や活動の合間にメモしておけば、帰宅後の清書が格段に楽になります。
- ピアノが苦手なのですが、実習に影響はありますか?
- ピアノの技術はもちろん大切ですが、それ以上に「一生懸命歌う姿」や「子どもと一緒に楽しむ姿勢」が評価されます。簡単な伴奏にアレンジしたり、手遊びなど他の得意分野でカバーしたりする工夫をしましょう。
- 実習先での身だしなみで特に注意するポイントは何ですか?
- 「清潔感」と「安全性」が最優先です。爪は短く切り、髪は活動の邪魔にならないようまとめます。服装は動きやすく、ボタンや装飾が子どもの肌を傷つけないものを選びましょう。
- 実習中に失敗してしまった場合、どう対処すればいいですか?
- 失敗を隠さず、すぐに担当の指導教諭に報告・相談することが大切です。「なぜ失敗したか」を振り返り、改善策を考える姿勢を見せることで、実習としての学びが深まり、前向きな評価につながります。
日本児童教育専門学校 講師
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