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保育士になるための進学!短大と専門学校の学び方の違い

公開日:2019年5月30日 更新日:2023年9月28日

保育士になるための進学!短大と専門学校の学び方の違い


短大と専門学校の違いは、大きく2つあります。
1つは、「現場との距離感」の違いです。「現場との距離感」の違いは、学校における「学び方」の違いにも繋がる大きな違いを意味します。もう1つは、「教員と学生の距離感」の違いです。この2つの違いについて、説明していきます。

目次

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「現場との距離感」の違いは、「学び方」の違いにつながる!

学校において学ぶ内容に「現場との距離感」において大きな違いがあります。

 

短大は「大学」の要素が強く、専門学校は「職業教育」の要素が強い

短大は、正式には「短期大学」と言われるその名の通り、「大学」としての要素が強い学びの場です。これに対して、専門学校は、「職業教育」としての要素が強い学びの場です。

 

そのため「短大」では、『一般教養』や『学問』的な学びの機会が重視されており、広く教養を身につけられるメリットがあります。一方で「専門学校」は、職業の具体的な実践内容である『実技』や『演習』が重視されているため、職業人としての即戦力が磨かれるというメリットがあります。

 

短大は『頭を使って学ぶ』、専門学校は『体験を通して学ぶ』

「現場との距離感」の違いは、「学び方」の違いに大きく繋がってくるからです。現場に対して広く社会的な視点から学ぶ「短大」では、多くの知識が身につき、多角的な視点や思考が磨かれるチャンスがあります。学び方の特徴としては、講義形式の座学の授業の多さであったり、レポート課題の多さであったり、テストの難しさにあるかもしれません。つまり『頭を使って考える』『頭を使って学ぶ』学び方が多くなる場です。

 

これに対して、現場に密接し、現場と連携しながら学び進める「専門学校」では、実際に現場に立つ機会、体験する機会が多く用意され、具体的な技能や技術を磨いていくチャンスに恵まれています。

 

学び方の特徴としては、実技科目や演習科目、実践科目が多く、自らの体験を通して、感覚的、経験的に理解をし、そこで感じたことを意見交換しながら互いに深めあっていく対話的学習にあります。つまり、体験・体感・体得というような『体験を通して考える』『体験を通して学ぶ』学び方が多くなる場です。

 

「学び方」の違いから、「教員と学生の距離感」も必然的に違ってくる!

「学び方」の違いは、さらに「教員と学生の距離感」の違いにも繋がります。座学において知識を伝える授業と、実践的に技能を教える授業とでは、教員と学生の距離感は必然的に異なります。

 

「短大」と「専門学校」における学び方の違いは、「教員と学生の距離感」が、自然と違うものになることを意味していると言えるのではないでしょうか。

 

短大の教員と学生の距離感

座学における講義形式の授業においては、教員が一方的に講義をする場面も多く、教員と学生の距離感は縮まりにくく、そもそも縮める必要性がないことも多いです。自分のペースで、自分の学びたいように、ある程度教員との間に距離感を持って過ごしたい学生さんには、心地よい環境かもしれません。

 

「短大」ではこのような「教員と学生の距離感」が生じやすい傾向にあると言えます。

 

専門学校の教員と学生の距離感

実践的な技能の習得や、実際に現場に立つ機会を設けた授業においては、教員が学生1人1人の特性や状態を把握し、サポートすることが求められる場面が多く生じます。技能の習得には、個人の能力差による影響や、これまでの経験から生じる影響などが大きく関わるからです。

 

また、実際にやってみる、という場面においては、学生達に内面的な不安や緊張が高まりやすく、その不安定さを支えるためのサポートも必要になります。個々の学生に対する性格的な把握や、総合的理解が必要となり、教員は学生1人1人と向き合い、コミュニケーションを取ることが不可欠となります。

 

必然的に距離も縮まり、また縮める必要性があるとも言えます。教員とより近い距離感の中で、コミュニケーションを図りながら過ごしたい学生さんには心地よい環境と言えるかもしれません。「専門学校」はこのような「教員と学生の距離感」の傾向が強いと言えます。

 
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まとめ

学び方の違いが、分かりましたでしょうか?現場に対して広く社会的な視点から学ぶ機会が多い「短大」。現場に密接し、現場と連携して学ぶ機会が多い「専門学校」。どちらの視点も、どちらの学び方も大切です。

 

自分は、どちらの距離感で学んでみたいのか、自分は、どちらの学び方のほうがやりやすいのか、向いているのか、一度考えてみるのも面白いかもしれません。

 

 

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