保育士コラム
保育士コラム
公開日:2020年9月24日 更新日:2024年2月15日
保育士を目指すきっかけや理由は、保育園の面接の際によく聞かれる質問です。しかし、改めて考えてみると「どうして目指したのか上手くまとめられない」という方もいるのではないでしょうか。
この記事では、保育士を目指すきっかけと理由に関する面接回答例や、具体的なエピソードについて紹介します。
目次
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保育士を目指した理由のなかで、とくに多いのが「子どもが好き」という回答です。
[注1]厚生労働省の平成30年度調査によると、保育士試験を受験した理由に「子どもと接することが好きだから」と回答した方は全体の61%でした。
とはいえ、単に「子どもが好き」と伝えるだけでは、面接官の心は動きません。あなたの人柄や熱意を見せるためには、具体的なエピソードを盛り込むことが大切です。
「子どもが好き」という気持ちが保育士を目指すきっかけとなった方の面接での回答例を2つ紹介します。
[注1]厚生労働省/保育士試験合格者の就職状況等に関する調査研究[pdf]
私には年の離れた妹がいます。小学生の頃から妹の面倒をみており、妹の成長に喜びを感じた経験がきっかけで子どもの成長の手助けができる、保育士になりたいと思うようになりました。
幼い頃から親戚の子どもや、友達の弟や妹と遊ぶことが好きでした。さらに、中学生の頃に職場体験で保育園を訪れて子どもと関わった際に、「これが自分のやりたいことだ」と強く感じたことがきっかけで、保育士になりたいと思うようになりました。
上記のきっかけや理由に加えて「子どもたちとどんな遊びをしたのか」「子どものどんなところが好きなのか」という部分も具体的に挙げるとなおよいでしょう。
「保育現場で出会った保育士への憧れ」も志望動機として有効です。
面接で答える際は、その先生との出会いや楽しかった思い出、先生のどんな姿を見て憧れたのか、具体的なエピソードを話すと、あなたの熱意が伝わりやすくなります。それでは、面接での回答例をチェックしていきましょう。
私は3歳から保育園に通い始めました。クラスの子どもたちは0~1歳から保育園に通っていた子が多く、なかなかクラスに馴染めませんでした。
そんなときに、担任の先生がいつも私を気にかけてくれ、配慮してくださったため、徐々に友達を作ることができました。その経験がきっかけで保育園で出会った先生のように、子どもの心に寄り添って援助できる保育士になりたいと思うようになりました。
子どもが好きで、保育士資格を取得できる大学に入学しました。
授業の一環として保育園に訪れた際、現場で働く保育士が、まだ言葉を話せない乳児の仕草や表情を読み取って対応をする姿や、子どもが自分で挑戦できるように見守る姿を見て子どもの成長を考え臨機応変に対応をできる先生に感銘を受けました。
この出来事がきっかけで、保育園で出会った先生のようになりたいと強く思い保育士を目指しました。
幼い頃に保育士からかけてもらった言葉や感銘を受けた保育の仕方など、思い出せる範囲で状況がわかるように伝えましょう。
保育士を目指す理由に「自分の得意分野を活かせる」という旨を挙げるのもおすすめです。志望理由とともに得意分野も紹介できるため、「自己PR」にもつながります。
保育士になるうえで有効な特技や趣味を取り上げた面接回答例をチェックしていきましょう。
大学時代は合唱サークルとリトミックサークルに所属しておりました。合唱サークルでは多くの音楽に触れ、歌うことの楽しさや音楽の素晴らしさを感じました。
リトミックサークルでは、保育園や特別支援学校へボランティアに行き、音楽を通してたくさんの子どもたちと関わりました。
音楽があることで周囲の友だちとすぐに馴染むことができたことや、楽しい時間を過ごすことができた経験から子どもたちにも音楽の素晴らしさを伝え、音楽を好きになってほしいと思い、保育士になりたいと思うようになりました。
学生時代は美術部に所属しており、文化祭で展示会を開いた経験や卒業制作で、友人と協力して、大型紙芝居を作った経験があります。物語は私が考案したもので、絵やブックスタンドもすべて手作りで作製しました。
私はモノ作りから、完成したときの達成感や充実感、友人と協力することの楽しさを感じたため、子どもたちにも、モノ作りの楽しさだけでなく、モノ作りを通して様々な気持ちを育ててほしいと思い、保育士になりたいと考えるようになりました。
所属していた部活やサークル、そこで達成したことや感じたことなどを具体的に説明すれば、あなたのスキルや思いを明確に伝えられるでしょう。
保育士資格を持っていながら、結婚や出産、異業種への転職を機に、保育職から遠ざかっていた場合には「保育園の面接でどんな志望動機をいえばいいかわからない」と悩んでしまうこともあります。
ブランクのある方は
という旨を伝えるのが効果的です。
5年間保育士として勤務した後に、結婚・妊娠を機に退職しました。現在は子育ても落ち着き、自分の時間も増えたため、保育士として復帰しようと決意しました。
子育ての経験もあるため、保護者目線での支援に力を入れていきたいと思っております。
保育士として3年間勤務した後、アパレル業界へ転職しました。しかし、保育職を離れてからも、以前関わった子どもたちの笑顔が忘れられませんでした。保育士のやりがいや魅力を再確認し、再び保育職へ就くことを決めました。
保育士を退職した理由や復帰しようと決意したきっかけ、そして今後の熱意を語ることで、面接官側の「また辞めるのではないだろうか?」という不安を解消できます。
「保育士の仕事の魅力を再確認しました」「やっぱり私は子どもが好きだと強く感じました」など、できるだけ前向きな言葉を心がけて、好印象を与えましょう。
社会人からキャリアチェンジで保育士へ
保育士を目指したきっかけと理由は人それぞれです。「子どもが好き」「保育士に憧れた」きっかけとなる印象的なエピソードや、「こんな保育士になりたい」というあなたの意思を伝えて、面接官側にあなたの意欲や熱意をアピールしていきましょう。
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